介護福祉士

インタビュー

なぜこの職種に就こうと思いましたか?

通っていた高校行事の一つに病院の見学があり、私は終末期の患者がいる病棟の見学をしました。寝たきりの方は何もできないと当時の自分はイメージしていましたが、実際は目線で何かを訴えることができたり、余命がはっきりしている末期がんの方は今までの人生経験を楽しそうに話されていたりしている姿を見て、その時の自分は衝撃を受けました。その時の関わりから、高齢者の生活に関わる仕事をしたいと考えました。

職場の働きやすいところは

利用者の中には同じ病気を持っている人は多々いらっしゃいますが、それぞれ症状は違います。また、生活歴によって特別なこだわりのある方もいますので各々に合わせたアプローチの方法を介護職に限らず全職種で考え、実践しております。実践していると感謝の言葉を利用者から頂く事もあるので、利用者・利用されているに関わる方々の為の助けになることがすぐに肌で実感されるところに働き甲斐を感じてもらえると思います。

今の仕事でやりがいに感じていることは

入所中の利用者が終末期となり、亡くなる時期が近くなった際、その利用者の排泄介助に入る事になりました。その方は息苦しそうにされ、声を出す事は出来ませんでしたが、手を動かすことができ、排泄介助中に自分の頭を2回程撫でてくれました。その30分後、その利用者はお亡くなりになり、今振り返ると、これまでの関わりの感謝から頭を撫でてくれたのだなと考えており、正しいケア・関わりが出来たのだなと思いました。

職場でやってみたいことは

私が入職してから、今までコロナが流行っている状態でした。そのため、利用者と共に外出して何かを行うという事があまりできていないため、コロナが落ち着き次第、外での活動を起案して実行に移していきたいと思っております。

入職を考えている方へメッセージ

私の今までここまで働いてきた感想として、入社してからの研修制度がしっかりしており仕事の一環で様々な学習ができたり、分からない事があればその都度他職員に聞く事ができ、わからないままにしないようにしていたりと仕事を行いやすい環境が出来ていると思います。私含め、職員全員でも全力でサポート致します。そんな老人保健施設さんとめに是非入職してみたらいかがでしょうか?