インタビュー
なぜこの職種に就こうと思いましたか?
北海道の畜産系大学で教員免許取得後、知的障害者更生施設に就職しました。街の中の一軒家に、障害のある方数名と一緒に住んで、昼間は施設本体で教員の仕事、夜間は世話人をしていました。その時に、一緒に住んでいたメンバー(利用者様)が体調不良で救急搬送されたり、病気になったりなど経験し、一緒に住むメンバーを守りたくて、看護師になりたいと思ったのがきっかけです。
職場の働きやすいところは
子どもの受診や学校行事など、最優先に考えてくれる風土があり、優しさと温かさがある職場で休みが取りやすいところです。私には子供が3人いますが、長女3歳、双子の姉妹が6ヶ月のときに、さんとめにパートで入職しました。双子は1200gと460gで生まれた極小未熟児で、先天性の障害を持っています。入職当時は子供が入退院を頻繁に繰り返し、職場に大変迷惑をかけました。退職することを何度も相談しつつ、やがて常勤にして頂き、結果、10年続けてこられたのは、職場の皆に支えられていたからに他なりません。
また、年齢層も幅広く、国際色豊かな職場で、自分の個性を受け止めてくれるので、精神的に無理をすることがありません。主人は単身赴任なので、家庭や子供の事で息詰まることも多いのですが、話を聞いてくれる上司や、子供たちを可愛がってくれる仲間もいて、とても働きやすい職場です。
今の仕事でやりがいに感じていることは
私は、老人保健施設での看護業務は専門性があると思っています。今まで、病棟勤務や看護学校の教員も経験してきましたが、それらとも異質のスキルを学ぶ事ができます。私はさんとめに来て、初めてわかったことがたくさんあります。今の介護保険制度のしくみは複雑で、病院勤めをしていたら知らなかったことばかりです。医療生協ならではの困難事例も度々あり、多職種協働の中で、リーダーシップを発揮して利用者様の健康管理をしていくだけでなく、家族と関わり今後の方向性を決めていくことや、介護職員の指導・教育も重要な役割です。急変対応あり、時に看取り対応もあり、看護師が中心となって判断するべきことが多いのも特徴です。
職場でやってみたいことは
新型コロナウイルス流行から3年ほど実施出来ていませんが、利用者様と御家族様が一緒に過ごせるイベントが再開出来ればいいなと思っています。
また、私はアウトドアや楽しいことが大好きなので、野外活動サークルを立ち上げて、職場仲間とキャンプに行ったり、釣りやスキーなど行きたいなと構想を抱いています。
入職を考えている方へメッセージ
看護経験の浅い方も長い方も、それぞれに応じた教育体制があります。
ワークライフバランスを大切にしたい方、夜勤を沢山したい方等、個々の希望する生活スタイルや家庭状況なども考慮した働き方の相談も可能です。
是非、一緒に働きましょう!ご連絡お待ちしております。